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ドクターユキオフィストップ >> ようこそ! ドクターユキオフィスへ >>鳥居 祐一氏


ようこそ、ドクターユキオフィスへ!

今回のゲストは「ミリオネアコンサルタント」として、アメリカの億万長者の成功エッセンスを研究する鳥居祐一さん。数々の億万長者との付き合いから導き出された、成功者たちが必ず実践している行動とは?ドクターユキとの間で繰り広げられる充実のトークに、思わず膝を打ち、襟を正すこと必至です!

PROFILE
鳥居 祐一
YUICHI TORII

ミリオネアコンサルタント。1961年横浜市生まれ。5歳から10歳までニューヨークで過ごす。85年、青山学院大学経営学部卒業。87年、カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)留学。94年、日系金融機関を経て独立。
数々の億万長者との交流の中から、億万長者たちの行動と心理を研究。「過去と他人は変えられないが、自分と未来はいくらでも変えられる」を座右の銘に、サラリーマン生活にピリオドを打ち、成功哲学で学んだ理論を自ら実践に移す。  
現在は、独自の理論に基づく投資法を多くの人に伝授するほか、自ら主催する「ミリオネア養成講座」を初め、セミナーや講演活動を通じ、個人向け独立支援活動を積極的に展開中。

鳥居祐一オフィシャルサイト
http://www.yuichitorii.com/

ブログ Dr.ベラジオの〈賢者の知恵〉
http://blog.livedoor.jp/t4109/
PROFILE
臼井 由妃
YUKI USU
I

1958年生まれ。東京都出身。東京家政学院短期大学家政学部卒業。株式会社健康プラザコーワ代表取締役。短大卒業後、さまざまな職種を経験し1991年、33歳で28才年上の夫と結婚。同年、病気を機に一線を退いた夫にかわり健康器具販売会社経営の道に。1995年に発明した男性機能補助用具「パワーリングネオ」は、2005年現在40万個を売る大ヒット商品に。1998年「健康医科学博士号」、ハワイアンカレッジより「名誉学術博士号」、2000年「経営学修士(MBA)」、2001年「理学博士号」を取得。平凡な主婦が社長に転身、5年で100億円企業に成長させる。現在、起業プランナー、経営コンサルタント、発明家、作家として活躍中。健康・美容・ダイエットの分野にも精通し、若い女性に多くのファンをもつ。全国で行われる講演は年間約100件にのぼり、官公署、地方自治体、学校法人、中小企業団体など幅広く行っている。2003年、日本テレビ系「マネーの虎」に出演。温かさと厳しさが備わったコメントにより人気を博す。「忙しい人の即効!勉強術」「Dr.ユキの楽学合格法―資格で億万長者になる」「金なしコネなし経験なし社長の超・経営術」等著書多数。


臼井「今日、この対談を収録している場所は品川区の某所なんですけど、実は鳥居さんのオフィスがご近所ということでお越しいただきました。よろしくお願いします。  
鳥居さんは「ミリオネアコンサルタント」という肩書きをお持ちですけど、そもそもなぜ「ミリオネアコンサルタント」になったのかというところから、まずお聞かせください。」

鳥居「僕自身は過去に貧乏のどん底時代を経験していまして、経済的に成功して自由を得たいという思いから、経済的に成功している人に非常に興味を持っていたんですね。成功者にジェラシーみたいな感情は全然持っていなくて、どうしたら彼らと親しくなれるか、どうしたらそうなれるのか、ということばかり考えていました。」

鳥居「とにかく、成功者のマネをしたかったんです。でも、日本ではなかなか出会えなかったので、それを求めてアメリカに行きました。もともと5歳から10歳までアメリカで過ごしていたので、アメリカの方がストレスがなく生きていけるかな、と。」

鳥居「 でも半分以上は現実逃避でしたね。まずは、とにかく嫌なものを全部整理したかった。それだけ日本の会社生活になじめなかったんですね。僕が座右の銘にしている本の1冊に、『となりの億万長者』(早川書房)というのがあります。その著者が、トマス・J.スタンリー博士という、アメリカの富裕層向けのマーケットを徹底的に研究している博士でして、目指していたのは彼のような存在です。」

鳥居「 自分自身がミリオネアということではなくて、お金持ちたちはどういう考え方、見方、行動をするのかを研究する。そういう研究者として活動を始めたというわけです。
だから最初は〈億万長者評論家〉って言っていたんです。それが表現としては正しいのだけど、TSUTAYAさんの方で勝手に〈ミリオネアコンサルタント〉とネーミングされて、自分でもこっちの方が簡単でいいかな、ということで現在に至るという感じです。  
最初は「僕が億万長者ということじゃないですよ」といちいち否定していたんですけど、徐々に分かってくださる方が増えてきましたね。 」


-ユキ’s eye-
私も留学した経験があるので、初めて鳥居さんの〈ミリオネアコンサルタント〉という肩書きを聞いたときは、〈コンサルタント〉という言葉には目が行かずに、〈ミリオネア〉の方に目が行きました。「ああ、ついに日本にこういう人が出たんだ」と思いましたね。同時に、みのもんたさんの顔も浮かびましたけど(笑)。 私は「鳥居さんは億万長者なんですよね」とみなさんに思っていただいていいんじゃないかと思うんです。そう思われるというのは、なぜか近くにいると心がやすらぐとか、影響を受けるというように、鳥居さんから発せられるエネルギーみたいなものを、まわりの方がとらえているということにもつながっているんじゃないでしょうか。 私は日本的な、お金だけが一人歩きしている「億万長者」というのはあまり好きじゃないんですけど、それは鳥居さんが研究されているアメリカの「ミリオネア」とは違うものですからね。今後「ミリオネア」という言葉が浸透していったら、みんなが楽しく暮らせるんじゃないかという気がしています。






臼井「今回、鳥居さんの本『お金持ちにはなぜ、お金が集まるのか』(青春出版社)を読ませていただいたんですけど、金の箔押しがしてあったり、「いかにも」という装幀なので、お金持ちになるためのノウハウ本として買った方もいると思います。でも、実は全然違うんですよね。お金を「消費する」というのとも違う、どうやって回すかということが書かれていて、こういう本って、あるようでなかったですよね。だから「やってくれたな」と思いました。」

鳥居「読者の感想として結構いただくんですけど、その辺のサプライズというのは多いですね。僕もそれを狙いとしていたんです。
一見すると「お金をガンガン稼ぐ」みたいな儲け第一のイメージがありますけど、実はそうじゃない。「やられた」という感想は、私の著者仲間でも一番多く聞きました。エアーポケットだったんですね。」

鳥居「僕はもともと投資の学校をやっていて、実は投資の本を書いてほしいというオファーもいただいたことがあったんですけど、それは断ったんですね。どうしてかというと、投資で本を出すと「投資の人」になってしまうからです。だいたい1冊目の本でその人のUSPが決まっちゃいますから、どんなテーマで書くかというのは、とても重要なことなんです。」

鳥居「 投資の本を出していたら、間違いなく、投資の話だけが次々に来ていたと思います。だから、僕は1冊目にこの本を出して大正解だと思っているんです。ここからはいろんな広がりができますからね。 」


-ユキ’s eye-
今だからはなせることですけど、私の1冊目って健康書なんです。もう10年くらい前のことですけど、それがまかり間違って当たっていたとしたら、今ごろ「おもいッきりテレビ」に出てたんじゃないでしょうか(笑)。それはそれでよかったのかも知れませんけど、自分が社会にメッセージとして伝えたいことの10分の1も伝えられなかったんじゃないのかと思うんです。だから鳥居さんも「投資の人」にならないで良かったなと思います。





臼井「私のところに、本を読んでくださった方からメールで相談をいただくことがあるんですけど、「起業したい」という相談の中で一番多いのが、「私は何をしたらいいんですか」という質問なんです。自分で見つけるべき答えを他人にゆだねる人がなんて多いんだろうと、思わずうなってしまいます。彼らの本音を探ってみると、人から注目される仕事で起業家になって、そこそこ好きなものが食べられて、買いたい物が買えて、その一方であまり苦労はしたくないというのがありありなんですね。結局、どこに行き着くかというと、とりあえず食べられるしリスクはないから今のまま、という人ばっかりなんですね。鳥居さんは、ご自身のサラリーマン時代を今振り返ってみて、どう思われますか。」

鳥居「正直に言ってサラリーマンをやっている時期は、今のこういう自分というのはまったくイメージできませんでした。  
ただ、あのころ考えたことは、他人に人生をコントロールされて我慢して生きていくか、リスクを冒して飛び出すかということでした。勤め人というのはある意味、上司という看守がいる刑務所に入っている状態ですよね。」

鳥居「ただし、犯罪者との決定的な違いは、自分でカギを持っているということです。サラリーマンには、手錠を自分ではずして自ら自由になる権利があります。だから、うつ病になるまで上司にいじめられながらでも食うために頑張っていくのか、あるいは確実に困難な経験をするけれど、それを承知の上であえて荒波に飛び込んでリターンを得るのか。」

鳥居「 それを考えて、僕は後者を選びました。自分の人生を振り返って、もっとも正しい選択が会社を辞めたことだと、今でも強く感じています。実は、私も「メンタープログラム」と言いまして、1日に6人くらいスカイプか電話で面談を行っているんですけど、もっとも多い質問が臼井先生と全く同じなんですね。「会社がつまらない。転職したい。でも自分で何をやっていいのか分からない。それに、やはり勇気がない……」。すべて恐怖心から来る悩みだと思うんです。一歩踏み出す、その恐怖を克服できるかということです。」

鳥居「 昨日お話しした方もおっしゃっていたんですけど、やはり一番の原因は恐怖。食えなくなるのではないかという、経済的なものなんですね。でも、僕が独立したのは14年前で、当時はインターネットがなかったんです。あのころは会社を辞めると言ったら、「お前バカか? どうやって食っていくんだ?」と大声で言われる時代でした。」

鳥居「 それも、もっともなんです。もう不景気に入っていて、転職しようと思っても給料が下がるし、第一仕事がなかったですからね。それこそネットワークビジネスか保険を売るか、高額商品のセールス。それ以外に手段がなかった。けれど、今は全然違う世の中なんです。それを分かってほしい。今起業する人のリスクというのは、僕らが独立したころの、はっきり言って100分の1くらいのリスクですからね。 」



-ユキ’s eye-
私が経営者になったのは16年前で、本格的に始めたのが14年前すから、ほとんど鳥居さんと同じ時期です。インターネットはなかったですし、中小企業の中にはFAXがついてない会社があったくらいです。銀行も女性の経営者にお金を貸さない時代でしたからね。リスクが少なくなったというのは同感ですね。 仕事でも結婚でも、何でも勇気が必要です。でも、その勇気というのを、ものすごく大きく考えすぎてしまって、あまりにも失敗を恐れて躊躇する人が多いですよね。私も鳥居さんもよく「トライアンドエラー」という言葉を使うんですけど、1回や2回失敗してもいいんじゃないかなって思えないのかなって。むしろ最初から出来る方がよほど怖いと思いますよ。





臼井「失敗が恐いという人の話を聞いていると、失敗する姿を前提に考えているから、成功イメージがないんですね。だから実際に成功しにくくなっていることがありますよね。」

鳥居「一番大きな差は、決断力と決断のスピードだと思います。成功している人はやっぱり速いです。そもそも迷っている間に時間が過ぎていくわけでしょ。その間というのは、タイムロスなんですよね。ほとんどの人はリスクばかり考えて、「失敗してこうなったらどうしよう、ああなったらどうしよう」と考えているうちにどんどん時間が過ぎてゆく。それならまずやってみて、ダメだったら「じゃあこのやり方はやめよう。次はこれでやってみよう」と考えればいいんです。」

鳥居「その失敗というのはどうってことない失敗ですから。失敗を小さく細分化して、フィードバックをそこから大量に得ていくということです。子どもだって歩けるようになるまで、何回も転びますし、自転車だってそうですよね。同じことなんです。」

鳥居「 まずはやるべきことを、できる範囲でやってみる。例えばメルマガ・ブログを始めるという具合に。今は個人がメディアを持てる時代です。でも、それすらリスクと思って何もできないという話を聞きます。もっとも、だからこそ、行動を起こすだけでブログ訪問数の上位5パーセントに入れるチャンスが8割方手に入ってしまうということなんですけど……。 」


-ユキ’s eye-
よく「それ私がやろうと思っていたのに」とか、「私の方が先に考えていたのに」という人がいますけど、そういうセリフは言いたくないですよね。成功する人としない人の違いは、本当に紙一重と言いますけど、〈セミナーオタク〉で終わってしまう人が多いように思います。本を読んだりセミナーを聞いて「ああ、鳥居さんのお話し良かったな。感動しました。ありがとう」と言ってくれるのは、もちろんありがたいのですけど、できれば何か一つでもやってほしいと思います。話を聞いて「この部分は自分でやってみます」と決意する。決意したらやってみる。やってダメなら、反省して分析して次に向かう。それを普通にやれれば、とりあえず100人のうちの上位2〜3パーセントに必ず入るはずなんですよね。






臼井「起業に関しては、ずっとブームと言われ続けてますけど、起業を目指している人たちに対して、鳥居さんご自身は、どんなことを伝えたいですか。」

鳥居「チャレンジすることは大事ですから、どんどんやるべきです。僕は、貧乏な人も経済的に成功している人も両方正しい、といつも言っています。  どういうことかと言うと、「貧乏でもお金持ちでも、それはあなたが選択した道だから、それに対して人様から何を言われることもない。だから自分で正しい選択をしてください」ということです。」

鳥居「 もちろん息子にも同じことを言っています。「お前がお金持ちになろうと貧乏になろうとパパには関係ないから、お前が好きに生きなさい」と。要するに、自分で考えて、自分で正しい選択ができるように日々一生懸命生きてくださいということなんですね。一生懸命生きた結果がうまくいかなくても、それはそれでいいんじゃないかと思うんです。」

鳥居「 あと、僕にはもう一つ、人一倍強く考えていることがあって、それは「時は命」だということです。僕の両親は60代なかばで亡くなりまして、そのとき改めて命に対する思い入れを強くしたんですね。「行ってきます」と言って「ただいま」と帰ってくる保証はない。だから、「今日できることを精一杯やって生きよう」というのは常に心がけています。そうすることによって、時間の密度も上がってくるし、人が1年かかることを3か月でできたりもするわけです。 」

-ユキ’s eye-
私も、奇しくも著作に「時は金ではあるけれど、実は命だ」と書かせていただいています。自分も主人の死とずっと対面しながら、いつ亡くなるか分からない人に成果を見てもらうという経験をしました。そのとき、「締め切り日がないのは、こんなに怖いことなのか」というのが分かりましたよね。それから考えると、仕事は締め切り日があるだけ全然楽なんですよね。時間と命のどっちが大切かと聞かれたら、私はその都度ちょっと答えにつまります。もちろん生がなければ時間は使えないんですけど、それくらい時間って大事だなと思いますね。



臼井「先日、鳥居さんの出版パーティに参加させていただきましたら、とてもかわいらしいお子様がいらっしゃるのを拝見して、それと奥様も含めた家族の雰囲気を見て、鳥居さんが家族をとても大切にしていらっしゃるなと感じました。経営者には、結果的に家族を仕事に巻き込むタイプと、そうでないタイプまで、いろいろ考え方があると思うんですけど、鳥居さんの場合はどうですか。」

鳥居「僕のワイフも、実は2週間前に投資の本を出版しまして、今はカリスマ主婦になっちゃって大活躍しているんです(笑)。それは余談ですけど、要するに別ブランドで動いているんですね。」

鳥居「 特に夫婦ということでは活動していないんですけど、やはり家族が支えというか、お金がなくなっても家族さえいれば、またいくらでもやり直せるという考えがあります。要するに「たかがお金」というふうに考えられると、人生ずいぶん楽になるんですね。特に今の日本の社会では、年金問題とかいろいろ国のシステム自体が不安定で、個人資産が一番の頼りだから、お金を失う恐怖というのは強いんですけど、僕は家族の支えがあって、健康でさえいれば何とかなるという考えがあります。」

鳥居「 あと大事なのは人を裏切らない、人に誠実に対する。そして人を勝たせるように日頃から努力していれば、一文無しになっても誰かが手を差し伸べてくれると思っています。僕が一番心がけているのは、相手の立場によって自分の態度を絶対に変えないということなんです。例えば、僕はホームレスに対しても「今日は暑いですね」「寒いですね」と普通にしゃべります。タクシーに乗ったら、お金を払う時に「ありがとうございました」と言いますし、マンションの管理人のおじさんにも「ゴミ捨てをやってくださって、ありがとう」と頭を下げます。

鳥居「 そうやって日頃から感謝の気持ちを表すクセをつけておくことが大切です。でないと、本当に困ったときに急にそういう態度って取れないんですよね。日頃から億万長者もホームレスも一人の人間として扱っているとやはり全然違ってくると思うんです。 」

-ユキ’s eye-
人を素直に応援できる人は、別に見返りを期待してやっているわけではないんだけど、必ず何か帰ってくるんですよね。私も鳥居さんのお話で思い出したんですけど、渋谷の雑居ビルにある資格の学校に通っていたときに、そこのトイレ掃除を東南アジアから来た留学生がやっていたんです。実はあとで知ったんですけど、彼らは日本で言う東大クラスの国費留学生で、ものすごく優秀な人たちなんですね。あるとき、女子トイレを掃除している、すごく背の小さな女の子が高いところのものを取ろうとしていたので、「一緒に取ってあげましょう」と声をかけて、それをきっかけに仲良くなったんですね。彼女は私に「ここで初めて声をかけられた」と言いました。普通は、朝会うと「おはよう」とか言うのに、この国の人はなんで言わないんだろう。自分の国では考えられない、と。それを聞いて、私も反省したんですよね。みんなトイレ掃除をしている人を低く見ているし、まして外国の人で肌の色が違う人を低く見る傾向があります。彼女たちとは手紙のやりとりが続いているんですけど、今では向こうで政府の要人になっていますね。だから日本のことを悪く思っていなければいいなと本当に思います。





臼井「今までの人生に影響を受けた人はたくさんいると思うんですけど、あえて一人をあげていただくとすると誰でしょうか。」

鳥居「うーん。母親、ですかね。学校を卒業してからずっと離れて暮らしていましたし、マザコンというわけじゃないんですけど……。うちの母親は本当に男みたいな性格で頭もずば抜けて良かったんですね。」

鳥居「 だから母親みたいな人を求めて、ちょっと婚期が遅れたのかもしれません(笑)。やっぱり弟も同じように母から影響を受けたと言ってますね。だから、99年に亡くなったときは、人生がひっくりかえるような気持ちになりましたね。半年は誰ともしゃべりたくなかったくらいです。もちろん父からもいろんなことを教わりましたし、面白い人間だったと思います。父は30過ぎでアメリカに渡ったわけですから、変わり種です。出世を犠牲にして、自分の人生を勝手に生きた人だったので、そういう意味ではすごく好きですね。」

鳥居「 ただ、反面教師的なところも結構あったのは確かなので、どっちから影響を受けたかと聞かれれば母親ということです。いずれにしても、親を大事をしない人は、人生において大きな損失をしていると思いますね。 」


-ユキ’s eye-
お母様に影響を受けたというのは、それだけ絆が強かったんですね。親のありがたさというのは、普段当たり前に思っていて、みんながあまり言わないことですけど、自分はなぜ、今ここに息をしているかということです。それを考えれば答えは出るんです。やはり、人によっては自分一人で大きくなったわけじゃない、と思えなくなっちゃう時期があるんでしょうけどね。鳥居さんは、お母様のことを人生の師匠として大切にされていたということですね。






臼井「みなさんにお聞きする質問なんですけど、一番影響を受けた本を教えていただけますか。」

鳥居「私は半端じゃなく本を読むので、難しい質問ですね。サラリーマンを辞めて一番何が良かったかと聞かれたら本が徹底的に読めるようになったということなんです。
でも強いて一冊をあげれば『バビロンの大富豪』でしょうか。これはお金の基礎が学べる伝説的な本です。私のメンターであり人生の師匠であるジム・ローンさんがーージム・ローンさんというのは世界的な成功哲学者なんですけどーーとにかく人生で成功したかったら肉ばかり食べないでリンゴを食えと話していて、そのリンゴというのは良い本のことなんですけど、良い本の代表にあげていたのが、『バビロンの大富豪』です。」

鳥居「 この本は、洋書もペーパーバックも日本語版も本棚に置いています。僕は、良い本は本棚に置くんです。もちろん臼井先生の本も本棚に置いてありますよ(笑)。良い本は繰り返し読めるので、たまに気づきを得たいときにめくったりします。とにかく本を読むというのは大きな要素だと思います。僕はフィクションがあまり好きではないので、小説は全然読まないんですけど、ヒューマンドキュメンタリーや歴史の本も好きなんです。」

鳥居「 一時期は毎月新刊を12、3万円は買っていましたね。最近はブックオフなどで節約したり、献本をいただくことも多くなりましたので、3、4万くらいでしょうか。でも、本ほど、もっとも安い投資はありませんから、基本的にはぱっと見でインスピレーションで買ってしまうんです。最初のチャプターを見て、ちょっとでも読んでみたいと思ったら、立ち読みをせず買ってみる。セミナーに出たら1万や2万はしますが、下手なセミナーよりも意識が変わる本っていっぱいありますからね。1500円をもったいないと思っていてはダメですよね。 」

-ユキ’s eye-
みなさんが鳥居さんのように、ぱっと見で本を買ってくれたら、著者としてはありがたいんですけどね(笑)。私も、ついついたくさん本を買ってしまって、前が見えないくらいに抱えて歩くことがあります。つい先日も某書店でそんなことをしていたら、このメルマガに登場した社長さんに遭遇して、あちらも前が見えないくらい本を持っていたということがありました。このメルマガに登場する方は、みなさん本好きでびっくりしてしまいます。 本選びは、私も第一印象で決めます。あとは著者のプロフィールですね。特にビジネス書の実務書の場合はプロフィール重視。大企業の経営者の方の本は、往々にして自分になじまないことがあるんです。生き方としてはいいんだけど、ノウハウ本としてはちょっとということになるので……。 私は目標とする年収の30パーセントくらいは、本やDVDとかにあてようというつもりでずっと生きてきたんですよ。確かに3割を維持するのはきついんですけど、せめて1割は常に達成しておきたいなという気持ちは持っています。それくらいの投資はするべきだと思いますよ。





臼井「それでは、今度はプライベートの面でのマイブームをお聞きしたいと思うんですけど。」

鳥居「子どもと将棋をやったりキャッチボールをしたりですかね。あと、やっぱり本を読んでいるときは楽しいですよね。ペースが速いので、休日はまとめて5、6冊。今日は読むぞと決めたら、一気に読みますね。本を読んで子どもと遊んで、仕事はあまりしていません(笑)。優秀な秘書がいますから。」

鳥居「 とにかく平凡が好きなんですよ。成功されている方を見ていると、みんなそうなんですね。別に高級スーパーカーやクルーザーを持っているわけじゃなくて、中にはもちろんそういう人もいますけど、だいたいが子どものスポーツ観戦とか、気のあった人とパーティとか、あまりお金を使わない趣味を楽しんでいるんです。
アメリカのニューポートビーチとかビバリーヒルズの奥さん達は台所でクーポンを切っていますからね。それが普通なんですよ。当然僕もクーポンを嬉々として使っています。 」





臼井「日本人は見栄、体裁があって恥ずかしがりますけど、人はそこまで見てないですよね。私もマッサージショップの割引券とか使いますよ。本当にお金の価値が分かる方、お金の意味が分かる方というのは、使い方をちゃんと考えていますよね。  
最後に、今後考えているイベントや講演などの予定がありましたら、発表していただけたらと思います。 」

鳥居「今、TSUTAYAの〈ビジネスカレッジ〉というシリーズで、全国TSUTAYAの800店舗でDVDのレンタルを展開しています。当面自分たちでセミナーを開催する予定はありませんが、あちこちゲスト講師として呼ばれているセミナーが多数あり、結構忙しくしています。」

鳥居「そして12月10日には2冊目の著書 『富を加速させる魔法の人脈力』(中経出版)の刊行を予定しています。  
前著は『お金の使い方』というテーマでしたが、今回は帯のキャッチコピーにもあるように『成功哲学の父であるジム・ローンから直接学んだ著者が語る人脈を金脈に変える極意!』 というイメージで考えています。12月10日の発売当日にアマゾンキャンペーンを行ないますので是非、皆さん応募下さい(笑)。 詳しくは wwww.yuichitorii.com を御覧になって下さい。」

鳥居「 この本のテーマは〈人脈と人間関係〉なんですけど、つまりは、すべてが人なんです。誰と付き合うかで、人生は大きく変わります。僕がこうしてここで臼井先生とお話しできるのも、いい人たちと付き合ってきたから、共通の知り合いを通じて出会えたということですよね。」

鳥居「 いい人はいい人のオーラを出して、いい人同士が集まる。ここで、あえて一つシークレットを伝授するとしたら、「いい人、正しい人とだけ時間を使ってください」ということです。なぜこんなことを言うかというと、正しくない人が結構多いからです。」
 
鳥居「正しい考えを持っている人は意外と少ないので、そこを気をつけないといけないと思います。みなさんに周りを見渡してほしいんですけど、10年前と今とまったく同じレベルの会話をしている人がいっぱいいると思います。それって、ただ10年年をとっただけなんですよ。僕が自信を持って言えるのは、1年前3年前、5年前とは全然違う自分であるということです。付き合っている人も違うんですね。もちろん10年来の友達もいますけど、ビジネスの展開がどんどん広がるにつれ、つきあいがどんどん変わってきました。」

鳥居「 どんな人と時間を過ごすかというのは、究極のタイムマネジメントです。くだらない会話で時間を浪費するか、いい人と付き合って有意義な時間を過ごすか。新著からヒントを得ていただければと願っています。 」

-ユキ’s eye-
人脈は変わってしかるべきですし、むしろ変わらないといけない。変わらないということは自分が動いていないということですから。私は〈時間泥棒〉という言葉をよく使いますけど、世の中にはたくさんの時間泥棒がいますよね。日本人はお金の無駄遣いには気がついても人のムダ遣いには気がつかない。自分も時間泥棒にならないように気をつけなければと思っているので、特に今度の鳥居さんの新刊を楽しみにしています。






-ユキの編集後記-
鳥居さんの「失敗を小さく細分化する」というお話しは、まさにその通りだと思いました。
一つ行動を起こせば、経験がとりあえず残ります。動いた失敗は薬になるけど、動かない失敗は毒にしかなりません。このメルマガの読者にも、本当に悶々としているのなら、自分で考えていることをやってほしいですね。鳥居さんについてまず感心したのは、鳥居さんは、ご自身でセミナーを開催されたりDVDにも出演されていて、お話しがうまい方なのに、他の人のセミナーとか講演会にも非常にたくさん出られているということです。非常に勉強熱心な方ですよね。  
今回お話しをうかがって、また新たな魅力をたくさん感じました。今後とも、経営者として著者としていろんな人を勇気づける役割を果たしていただける方として大いに期待していますし、これからもお付き合いしていただきたいと思います。ありがとうございました。






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